たけのこ暮らし

たけのこ建築設計室 齋藤の日常

尊敬するひとのお話


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僕は長男を心から尊敬している。

 

長男は本当に頑張り屋さん。

1年生から始めたサッカー。最初は間違いなく市内のサッカー少年のなかでも一番の下手くそだったと思う。

 

ボールは蹴れない、ドリブルもトラップもできない、だから当然ゴールも決まらない。

 

コロナ禍で練習が中断されていた時期に、この時間を使ってまずは苦手なキックを徹底的にやろう‼️と親子で決意し、毎日毎日、1日数百本のキックの練習を続けた日々。

 

あれから一年半が経ちトレセンにも選ばれ、5年生ながらトップチームでプレイするまでに。まだまだスタメンには入れないし大事な場面では使われないけど、ずっと悔しさを噛み締めながら頑張ったリーグ戦の最終2節でどちらも先制点、トータル5得点と数えきれないアシスト。最後はとてもいい笑顔で帰ってきた。

 

僕が同じ年の頃。

サッカー部に入部したけどランニングかツラくて一週間でやめた。長期休みはいつも毎日死ぬほど遊んでばかりで、休みが終わる前日に泣きながら宿題をやってた。毎日をなんとなく生きて、楽しそうな事を見つけてはフラフラしてばかりいたように思う。

 

悔しくて泣いた事なんてあったかな?

嬉しくて泣いた事なんてあったかな?

そこまで何かに打ち込めた事があったかな?

 

ま…たぶん無かったと思う。

 

だからこそ自分が出来なかった事を今一生懸命やっている長男の事を一人の人間として尊敬している。誇りに思っている。

 

そして、負けたくないなーとも思う(笑)

しっかり、いい建築つくっていこ!